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「お血」と痛みの病気、腰痛・座骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症

 

女性に多い瘀血証体質

「瘀血」とは、若い方の日常生活は瘀血そのもの

腰痛・座骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症・動脈硬化、慢性腎炎などの病気は「お血」が密接にかんけいしています。

そのため、腰痛・座骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症・動脈硬化、慢性腎炎などの病気の改善には漢方医学的に「お血」の改善も痛みの治療には重要なポイントです。



最近、この言葉をよくききます
「瘀血」とは「おけつ」と読み、漢方医学の特有な概念で、体内・毛細血管内に滞留している、機能を失った血液で、「瘀血」とは血液としての機能を失っいるだけではなく、人体にとって有害で、いろいろな障害をあたえる毒素であると考えられています。
できるだけ早く体外に排泄すべきものであるといわれています。


お血」

別名は古血、悪血、血滞、血鬱、汚血、蓄血、血毒、死血とも言い、強い毒素であると捉えています
「瘀血」の成因
「瘀血」はいろいろな原因で発生し、特に女性は生理・出産の時に生成されるため、量の多少の問題だけで、体内に「瘀血」を蓄積している。

打撲・外傷・手術等でできる「瘀血」、遺伝的・体質的な「瘀血」、他の病気から発生する「瘀血」もあり、男女問わず発生するとかんがえられています。

 

八味地黄丸が効果的な痛みの病気、腰痛・座骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症・動脈硬化、慢性腎炎などの病気は「お血」が密接にかんけいしています。

  お血が関係する腎虚漢方薬で痛みを改善そのため、腰痛・座骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症・動脈硬

化、慢性腎炎などの病気の改善には漢方医学的に「お血」の改善も痛みの治療には重要なポイントです。

 

瘀血薬でもあり、補腎薬でもある八味地黄丸

腎陽虚タイプ、身体機能が低下していて、下半身の冷え、脱力感がつよい症状に用います。年をとるにつれ腎精が少しずつ減り、高齢の腎陽虚タイプは、足腰軟弱で、体力も低下し、顔色もすぐれず、下半身の冷えをともなうときに適応します。

「臍下不仁」といって、オヘソから下の下腹部がフニャフニャと力がないことも使用目安です。
具体的には、足腰の痛みやしびれ、腎機能低下にともなう夜間頻尿、性機能低下、健忘症、乾燥肌のカユミや湿疹などに用います。

応用することにより、そのような症状をともなうものに使用され、効果を上げています。
お血が関係する痛み病、腰痛・座骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症・動脈硬化、慢性腎炎、ネフローゼ、萎縮腎、膀胱カタル、浮腫、陰萎、耳鳴り、しびれ、かすみ目、白内障 湿疹 乾癬 排尿異常・腰痛・ 腰脚麻痺 ・神経症 ・健忘症 ・夢精・ 早漏 ・陰萎・眼底出血 ・老人性掻痒症 ・老人性の諸症 ・耳鳴り・腎産後脚気・更年期障害・老人性の湿疹・低血圧・前立腺肥大症や糖尿病・認知症などにも適応します。



「瘀血証体質」とは
内に「瘀血」をため込んでいる人を一貫堂では「瘀血証体質」と言い、女性はほとんどの人が体内に「瘀血」をため込んでいるため、多少の問題だけで「瘀血証体質」であると考え、女性の病気のほとんどが「瘀血」が関係をしていると考えています。
「瘀血証体質」とはどんな人?
顔が赤くなる事が多い。(黒ずんだ赤い色である。)色素沈着・シミがある事が多い。・肥満しやすくなる。・爪の色が暗赤色である。・舌の色が暗赤色、紫色、あるいは暗赤色の斑点がある。・舌の裏側の静脈の色が濃くかつ太い。

生理のときに塊が落ちやすく、青あざができやすい。
「瘀血」は血の流れを阻害するため下記の様な症状が起こり易くなります。
頭痛・頭重・めまい・ほてり・冷えのぼせ・肩こり・動悸・便秘・生理異常・疼痛・しびれ・出血・血腫・うっ血・血管拡張・色素沈着・精神不安・等

但し、最後の精神不安だけはお血に関係ないような気がします。




「瘀血証体質」の人ははどんな病気になりやすいのか?
1,女性の病気(「瘀血」を排泄しなければ改善しない。)
生理の異常(生理不順、無月経、生理痛、生理過多、生理前期症候群、等)
不妊症、産後の諸症状、不正出血、おりもの、慢性膀胱炎、痔、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫、女性生殖器疾患
更年期障害、精神不安、神経症、のぼせ、頭痛、肩凝り、動悸肌荒れ、ニキビ、シミ、主婦湿疹、シモヤケ、アカギレなど。
各種慢性病(慢性病はほとんど「瘀血」と関係している。)--------脳溢血、脳血栓、麻痺、高血圧、動脈硬化、心臓病、肝臓病、痔疾、前立腺肥大、神経性疾患、自律神経失調症、神経痛、関節痛、腰痛、リウマチ、難治性疾患(膠原病、潰瘍性大腸炎、癌、等)


外因性の「瘀血」-------打撲傷・捻挫・骨折・外傷の後遺症、手術の後遺症、交通事故の後遺症、等




漢方医学では腎に人間の精気のうち生殖能力に関わるものを貯めるとされているために腎の機能不全すなわち腎虚は広く精力減退や老化を指す言葉として用いられている。

対処としては知柏地黄丸や八味地黄丸などの補腎剤が用いられます。

補腎生薬黄精は高脂血症や脂肪肝の予防に有効といわれ、補腎としても人気

黄精:血糖値抑制 (水エキス、アドレナリンによる血糖上昇を抑制する)、抗菌作用 (チフス菌、ブドウ状菌) 、降圧作用や強心作用が報告されている。生で用いると喉を刺激するため、蒸した熟黄精を使用する。滋養、強壮薬として、病後の虚弱、肺結核の咳嗽、糖尿病の口渇、血糖過多などに応用する。

漢方では補気、潤肺、強壮の効能があり、胃腸虚弱や慢性の肺疾患、糖尿病、病後などによる食欲不振、咳嗽、栄養障害などに用いる。

日本の民間では江戸時代にも強壮・強精ブームが起こり、砂糖漬けにした黄精が売られていた。今でも、黄精のエキス入れた、黄精アメが売られている。黄精に砂糖を加え焼酎ににつけたものを黄精酒といい、精力減退や病後回復の滋養強壮薬として知られている。小林一茶も黄精酒を愛用したとか


万病の素 瘀血の考え方 /東京都目黒区漢方薬局 桂林堂薬局

万病の素 瘀血の考え方と神経痛 /東京都目黒区漢方薬局 桂林堂薬局




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