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C型肝炎は、つい最近まで、非A非B型肝炎(つまりA型肝炎でもB型肝炎でもないもの)といわれてきました。

検査法が確立されたのも比較的新しく、内科の教科書(医学の専門書)によると潜伏期間は2週間程度となっています。 

これは、C型肝炎が以前は、輸血型肝炎として考えられ、手術時の輸血によって輸血血液に入っていたC型肝炎ウイルスが移ってしまうと考えられていたからです。 輸血の血液にC型肝炎ウイルスが入っていると輸血後2週間程度でウイルスが活動して肝炎を引き起こしているのが原因と考えていたのです。


C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)を含んだ血液が、体内に入ることによって感染して起こる肝臓病です。

血液(輸血や昔の針きゅう・歯科治療など)を介して感染し、C型肝炎の大きな問題は、放置しておくと「肝硬変」や「肝臓ガン」に移行する可能性があるということです。

肝臓がんで死亡した人の7~8割がC型肝炎から進行した人となっています。 C型肝炎ウイルスに感染してから、肝硬変や肝臓がんになるまでに約20~30年かかると言われていますが、早くから治療を行えば、肝硬変や肝臓がんを抑えることも可能です。

ただ、C型肝炎に感染しても自覚症状が少ないため、自分が感染していることに気づかない人が多くいます。現在の日本のHCV感染者数は約200万、世界では1億7千万(世界人口の3%近く)がキャリアであると見られています。
症状がなくても思い当たる点が少しでもあれば、血液検査で感染の有無を調べましょう。

沈黙の臓器肝臓

■ 肝臓の働き

  1. 栄養素の代謝
    炭水化物やたんぱく質、脂質などの胃や腸で吸収された栄養素は、そのままでは体内で利用できません。肝臓はそれらの栄養素をいろいろな物質に分解・合成します。
  2. 解毒作用
    胃や腸で吸収されたアルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解され、その後毒性の少ない酢酸に分解されて、炭酸ガスと水として体外に排出します。
  3. 胆汁分泌
    十二指腸へ排出される胆汁は脂肪の消化や吸収を行っています。胆汁に含まれる胆汁酸の分泌が低下すると油っこいもので胸やけしやすくなります。
  4. 栄養素の貯蔵
    体に必要な物質を蓄えて、必要なときに自分の体に合った形に加工し、必要に応じて血管を通じて全身に送り出します。糖質をブドウ糖に変形し、エネルギー源にしたりします。

 

■ 肝臓病の病状------------------肝臓は「沈黙の臓器」と言われています。

それは肝細胞の大部分が壊れてしまうまで痛みなどのはっきりした自覚症状が表われないからです。

肝臓病では、大事に至る前に速やかに治療を開始することが大切です。体に自覚症状----------------体がだるい 疲れやすい ・食欲がない ・微熱がある ・右の脇腹が重苦しい ・脂っこいものが食べられなくなる ・急に酒量が落ちる
体に表われてくる症状------------------黄痕が出る ・白目が黄色になる ・便の色が白っぽくなる ・尿の色が濃くなる ・尿の色が黄色になる ・右の脇腹が腫れている
あらわれるサインとしての自覚症状を見分けることが大切です。症状は風邪の症状に似ていて、見逃しやすいので要注意
です。

 

C型肝炎と食事の注意

C型肝炎を患っている人は一日30品目くらいの食品をバランス良く摂取して3度の食事を規則正しく取ることがポイントのようです。

タンパク質は壊れた細胞の修復や再生に必要で、十分なタンパク質やビタミンを摂取し、適度なカロリーを心がけましょう。肉、魚類、牛乳、大豆製品などにはタンパク質が多く含まれています。

糖質は穀類、果物に多く含まれ、不足すると肝臓に負担がかかります。

食物繊維は便秘の予防になり、また体内に入った有害物質を取り込んで便と一緒に体外へ排出します。そのためにもきのこ、海藻類、緑黄食野菜や淡黄食野菜は積極的に摂取することがお勧めです。

 

漢方薬の冬虫夏草には豊富なアミノ酸が含まれ、C型肝炎患者の補助療法に有効です。

厚労省の外郭団体のデータによると、肝炎患者の肝機能の改善と、細胞免疫力が良くなるという冬虫夏草の作用を報告しております。

 

 

C型肝炎から肝硬変になり、肝ガン補助療法に

十全大補湯の抗ガン作用、肝臓がん・C型肝炎・肝硬変

【十全大補湯の抗がん作用】
十全大補湯それ自身に、がんの発生や再発の予防する効果や、転移を抑制する効果があることが報告され、富山医科薬科大学和漢薬研究所のグループは、十全大補湯ががん細胞の悪性化進展や転移を抑制することを報告しています。

がん細胞は増殖していく過程で様々な因子の影響を受け、より悪性度の高いがん細胞集団へと変化し、転移するようになります。マウスを用いた実験で、十全大補湯に、がん細胞の悪性化進展や転移を抑えるという結果を、済木教授らは複数の実験モデルを用いて示しています。

さらに、マウスの大腸癌細胞を用いた肝転移の実験系において、十全大補湯が癌の転移を抑制することも報告しています。
十全大補湯の生物学的活性については多くの報告があり、マクロファージの活性化、抗体産生増強、種々のサイトカイン産生誘導などの免疫増強作用、抗癌剤や放射線治療による骨髄における造血機能障害や免疫抑制に対する保護作用などが証明されています。

そのほか、病後の体カ低下、疲労倦怠、食欲不振、制癌剤や放射線治療の副作用の軽減、患者のquality of lifeの改善などを主な目的として、がん治療の補助療法としてもよく使用されています。

抗がん剤治療のとき、十全大補湯をベースにして、解毒機能を高める作用がある駆お血薬(桃仁、牡丹皮、紅花、莪朮、三稜、欝金など)や清熱解毒薬(半枝蓮、白花蛇舌草、蒲公英、板藍根など)を加えると、さらに抗がん剤の副作用緩和や抗腫瘍効果増強の効き目を高めることができると報告されています。

【骨髄機能改善作用】

抗がん剤・放射線などの副作用軽減

抗がん剤・放射線などの副作用軽減などにも利用のほか、貧血症・慢性肝炎・慢性腎炎・その他の慢性疾患・産後・出血のあと・肉芽形成不全・自律神経失調症などで、気血両虚を呈するもの。これに準じ、虚寒の症候をともなうものに使用します。病中・病後・術後などで、体力気力、食欲減退した方などに適応します。

 

 

漢方薬局東京都で漢方歴30年|漢方薬相談は目黒区中目黒の桂林堂へ

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