狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の漢方薬|東京都 目黒区
心筋梗塞に狭心症や動脈硬化の漢方薬
加齢とともに心臓病を患っている方は増加しますが、どんな心臓病があるのか、意外と知られていませんようです。
しょうゆ文化の日本人は塩分摂取がどうしても多く、心臓病で患う方は、日本人の死亡原因の約15%を占め、臓器別としては第一位になっています。
心臓病には生まれつきの異常である先天性心疾患と感染症・動脈硬化・その他の加齢性変化によっておこる後天性心疾患がありますが、高齢者にみられる心疾患のほとんどは後天性です。
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)と注意しなければいけない動脈硬化
心臓の筋肉へ栄養や酸素を送る動脈(冠動脈かんどうみゃく)が狭くなったり(狭心症)、完全に詰まったり(心筋梗塞)することで、部分的に心筋が弱るか、心筋が死んでしまう病気を虚血性心疾患と呼びます。
最近の心臓死の約半分が、この虚血性心疾患となっており、虚血性心疾患の原因の多くは冠動脈の動脈硬化です。
この病気をおこりやすくする因子を冠危険因子と呼びます。主なものとして
★加齢、性別(男性)、★高血圧・糖尿病、★喫煙、★低HDLコレステロール(善玉)血症、高LDLコレステロール(悪玉)血症があります。
多数の危険因子をもった人は危険です。
しかし、総コレステロールが280mg/dlと高くても他に危険因子が全くない場合、特に60歳以下の女性は心筋梗塞の危険性はあまり高くありません。
動脈硬化とは自覚症状は無く、放置すると大病の引き金に
動脈硬化は、一言でいえば「血管が老化現象を起こして硬くなる症状」を指し、動脈硬化は体質的な遺伝などによる場合もあるものの、その原因ははっきりしておらず、また決定打といえる予防法や治療法もいまだに見つかってないようです。
一般に動脈硬化を起こすもっとも大きな要因は「加齢」そして「長年の生活習慣」であると考えられています。
歳をとることで自動的に動脈硬化になるわけではなく、動脈が硬化になる方向に変化をうながす因子が強まると考えられています。
なお「動脈硬化は小児期からすでに始まっている」との説も、最近は強まってきています。
動脈硬化を「小児生活習慣病」としてとらえ、子供の頃からの家庭における予防・対策を訴える声もあるくらいです。
40~50歳台の中高年世代は、いかに現時点で健康で自覚症状をなんら感じなくとも、体の内側では動脈の硬化に向かった変化が確実に進んでいる、と考えておくべきです。
女性の場合、一般に更年期後、また閉経期以降に動脈硬化が進みやすくなると言われています。
動脈硬化が進むと
血管(動脈)の弾力性が失われたり、血管が傷ついて破れたり、あるいは動脈瘤ができて血の流れが悪くなったりします(ちなみに、血管壁にコレステロールや中性脂肪が沈着することにより、血の流れを妨げるコブが大動脈にできますが、これは「動脈瘤」と呼ばれます)。
日本人の死亡原因の6割を占めるとされる「三大死因」はがん・心臓病の心筋梗塞や狭心症・脳卒中(脳血管疾患)となっていますが、このうち心臓病と脳卒中(脳血管疾患)については、動脈硬化がまさしくその引き金をひいているわけです。
これらの病気の発症は、すなわち生活の質を大きく下げる深刻な後遺症を引き起こしたり、最悪の場合は生命の危険にすら直結します。
動脈硬化は日頃の生活習慣を見直すことで、十分に予防が可能です。
すでに動脈硬化の診断を受けている方は動脈の状態を元通りに戻すことはできないにせよ、その硬化をできるだけ食い止め ることがじゅうようです。
動脈硬化への漢方薬の対応編集
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