2024-09-18

不正出血・不正性器出血∣東京都目黒区∣漢方薬局桂林堂

不正性器出血は、出血すべきではない時期に起きる性器出血のこと

妊娠していない時期の月経時以外の出血は、すべて不正性器出血といえます。

不正性器出血は、婦人科で内診していただく中のなかで受診数が多いもののひとつですが、不正性器出血の起こる原因は非常に多岐にわたっています

不正性器出血の原因

不正性器出血

不正性器出血の原因はいろいろで、大きく機能性の出血、外傷性の出血、腫瘍性の出血、炎症性の出血、その他の原因に分けられます。

機能性の出血機能性の出血とは、女性ホルモンが原因となって、子宮から発生するものをいいます。

月経のもととなる子宮内膜は、女性ホルモンの作用によって厚くなったり薄くなったりします。

この作用は環境の変化や日頃の人間関係からのストレスや体調不良によってうまく働かなくなり、また子宮は特に病変がなくても出血を起こすことがあります。

ほかにも、閉経前後初経後など卵巣機能が安定していない時期、排卵時に少量の出血がある方もいます。なお閉経前後の機能性子宮出血は多量となることがあります。機能性の性器出血は自然におさまることが多いです。しかし、悪性腫瘍などの器質疾患が原因となっている場合もあるため、一度は婦人科を受診して子宮がん検診や超音波検査を受けることが推奨されています。

不育症で悩んでいる方や不妊症で困っている方には妊活漢方薬で貧血も改善しつつ不育症に良い血流改善の働きで不育症を改善し、流産してしまうのを少なくします

不正出血で貧血気味の方の不育症に効く漢方方法

不育症の考え方と漢方処方不育症は、妊娠はしますが流産や死産を繰り返し、出産に至らない疾患になります

不育症を漢方で考えたとき漢方では、まず腎虚、血虚、気帯血瘀が関係しています

貧血の要因である血虚になると、栄養不足になったり、貧血になったり、乾燥肌になり、妊娠希望の女性にとって良くない状態

気帯血瘀は精神的ストレスなどから血流の流れが悪くなり瘀血気味になり、生理痛や妊娠に悪影響を与えます

腎虚になると、生殖機能が低下し、下半身を温める作用と利水作用が悪くなり、生理痛や妊娠には腎虚も良くないです

腎虚、血虚、気帯血瘀などの状態を改善することで、不育症の改善になると考えます

腎虚は腎気を立て直し、流産を減らし、妊娠しやすくする妊活漢方薬を使用します

血虚は当帰、芍薬、地黄、阿膠、オウギで漢方の作用では、補血作用があり

貧血気味や、脾の不統血による不正出血にも効果があります

気帯血瘀は滞る気の流れを良くすると、血の流れも良くなる作戦になり、漢方薬では、精神的に効く漢方薬を選び、ストレスも関連する不育症に効果があります

不育症は、妊娠はするけれども継続にならず、流産や死産を繰り返す女性が一番悩んでいること

結婚の高齢化や、女性の出産年齢の高齢化などの背景など、不育症に悩む人は増えています。

流産や死産の原因には、受精卵や胎児の染色体異常や、ホルモン異常、血液の固まりやすさ、子宮の形の異常、ストレスなどがあります。

染色体異常の場合、染色体異常を持つ受精卵の多くは、受精後に成長し続けることができずに成長が止まり、流産となります。検査をしても原因が分からない不育症が全体の6割以上を占めるといわれています。漢方では、五臓の腎が、不育症に関連が深い臓腑と捉えていて、腎の機能（腎気）は、生きるために必要なエネルギーや栄養の基本物質である精を貯蔵と、人の成長・発育・生殖、ならびに水液や骨をつかさどることです。従って、染色体異常を含む受精卵や胚の健康状態や、黄体ホルモンなど性ホルモンの量などは、腎の状態に大きく左右されます。女性の年齢が高くなるにつれ、受精卵の染色体異常が生じる率は上昇します。黄体ホルモン（プロゲステロン）も年齢とともに減少し、妊娠の成立や継続に足りなくなる場合もあります（黄体機能不全）。精子も年齢とともに老化して染色体異常が増えるという報告もあり、腎気を高めておくことは、これらの予防に有効になります。血流の流れや量も不育症と関係があります。血は、人体に必要な血液や栄養のこと。血流（血液の固まりやすさ）と関係が深く、血の流れの滞りが流産の原因となることがあります。また血の量が少ないと子宮内膜が十分厚くならず、流産することもあります。不育症の原因に染色体異常や黄体機能不全が関係しており、冷えが強くるのも血の流れに関係し、下半身を温める漢方も重要です

貧血詳細

貧血は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくなった状態で、ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ重要なはたらきをしているため、その量が少なくなると運べる酸素の量も少なくなって全身が酸欠状態となりめまいや立ちくらみ、頭痛などのさまざまな症状が現れるようになります。特に女性は月経で血液を失うため貧血になりやすく、中でも若い女性はダイエットや偏食など不摂生な食生活によって貧血になる人が増加傾向にあるとされています。