胃炎・急性・慢性胃炎に良い漢方∣東京都の漢方薬局・中目黒 桂林堂
胃炎、急性胃炎、慢性胃炎に良い漢方薬・東京都の漢方薬局・中目黒 桂林堂
胃炎について
胃炎は、胃の粘膜が炎症を起こした状態のことで、慢性胃炎と急性胃炎に分けられ、慢性胃炎は原因となる特定の病気がなく、みぞおちの痛み、胃部不快感、吐き気などの症状がみられ、過去には加齢による現象とされてきましたが、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)が発見され、慢性胃炎の大半はピロリ菌の長期感染によって起こると考えられています
慢性胃炎
慢性胃炎の原因はピロリ菌は胃酸に強い
述べたように慢性胃炎のほとんどはピロリ菌が発症の原因とされていて、 胃内にいる通常の菌は、胃酸によって死んでしまいますが、ピロリ菌は特殊な酵素を持ち、アンモニアを発生し胃酸から身を守り、生きることができます。
ピロリ菌感染による慢性胃炎は、前庭部(胃の出口付近)を中心に胃体部(胃の中心)に広がる萎縮性胃炎です。
胃炎の症状は、急性胃炎と慢性胃炎で大きく違いがあり急性胃炎は、みぞおちの痛み、むかつき、吐き気、嘔吐などの症状が突然起こります
重症度は炎症の程度や原因によって違いがあり、軽症の場合には数日で改善し、重症の場合は症状が長引き、粘膜へのダメージが強い場合は胃潰瘍などを併発して吐血、黒色便、動悸、めまいなどの症状を伴うことがあります
このような急性胃炎の主な症状
急性胃炎は、みぞおちの痛み、むかつき、吐き気、嘔吐などの症状などの症状が突然起こることがあります
半夏瀉心湯はむかつき、みぞおちの痛み、吐き気、嘔吐に効果を発揮します
このため半夏瀉心湯の効能効果は、胃炎や急性胃炎の主な症状にほとんどが同じ
半夏瀉心湯効能効果→胃炎の主な症状
そのような症状や状態には半夏瀉心湯に黄芩に、黄連、黄柏が、この胃炎に対し効果的に働き、半夏瀉心湯の効能効果はむかつき、吐き気、嘔吐があります、その半夏瀉心湯に黄連や黄柏、黄芩を併用服用するとみぞおちの痛みも改善します
慢性胃炎は急に強い症状が引き起こされることはなく、 慢性的にみぞおちの痛み、消化不良による吐き気やむかつき、胃部不快感などの症状がみられることがあります。 自己免疫性胃炎による慢性胃炎は自己抗体の産生によりビタミンの吸収がうまくできなくなり、重症の貧血になることも報告されています。また、ピロリ菌感染による慢性胃炎は胃がんのリスクを高めるとの報告もあるため注意が必要です。













