脂肪肝・肝炎・肝硬変の漢方∣東京都の漢方薬局目黒区
脂肪肝・肝炎・肝硬変の漢方∣東京都の漢方薬局目黒区
脂肪肝は肝臓内の脂肪はなんと30%に
お酒飲みが好きな中年の男性や女性に多い脂肪肝は脂質の1つである中性脂肪が肝臓内に多く蓄積することで、肝臓内に脂肪は肝臓全体の約30%がなんと脂肪になります
その肝臓に溜まった脂肪の分解解毒のために、肝臓がその分解のために働きますので、脂肪肝は肝臓に負担をかけますので、脂肪肝の方はアルコールを減らすか、食事、体重についても注意しなければなりません
脂肪肝の進んだ場合の症状
脂肪肝の病状が進み、症状が進行すると、以下のような症状や、体の不具合が現れます
◎全身の倦怠感、疲れやすい、睡眠をとっても疲れがなかなかとれない
◎食欲不振、吐き気、 腹部膨満感（お腹が張って苦しい)
◎消化不良、胃もたれが度々おこる、食べたものがいつまでも残っている感じ、 右上腹部の鈍痛や不快感
脂肪肝は余分な糖質や脂質が中性脂肪に変わり、肝臓に中性脂肪が蓄積された（脂肪が肝臓全体の30%以上を占める）状態
◎脂肪肝の要因は生活習慣の乱れから発症します
脂肪肝の主な原因や要因
脂肪肝の原因は一つではなく、多岐にわたり主に以下の要因が挙げられます
食べ過ぎ・飲みすぎ
特に脂質の多い食事、脂っこい食事の食事、甘い食べ物、糖質の過剰摂取（甘いもの、炭水化物の摂りすぎ）、アルコールの飲みすぎは脂肪肝の大きな原因になります
肥満
食事の不摂生から体重が増え肥満になると内臓脂肪が増え、肝臓にも脂肪が蓄積しやすくなり、日本人での脂肪肝の最も多い原因とも言われています
運動不足
運動不足で消費エネルギーが少ないと、当然摂取したエネルギーが体に余りやすくなり、脂肪が蓄積します
不規則な生活習慣
暴飲暴食、夜遅くの食事なども肝臓に負担をかけます
糖尿病・脂質異常症
これらの生活習慣病は脂肪肝を合併しやすいことがわかっていて、 無理なダイエットや 極端な食事制限は、かえって肝臓に脂肪を溜め込む「低栄養性脂肪肝」を引き起こすことがあります。
そのまま脂肪肝放置すると肝臓の機能悪化や肝炎・肝硬変などの深刻な病気に進展し、生活習慣病の代表的な病気である脂質異常（高中性脂肪）や糖尿病を誘発して、動脈硬化を進行させるリスクがあります
アルコール性脂肪肝
A脂肪肝は、飲酒量が多い人、毎日にアルコールを飲み方にに起こるアルコール性肝疾患
非アルコ-ル性脂肪肝はメタボリックと関連、肝硬変になる場合と、肝硬変にならない場合
B非アルコ-ルタイプはアルコールを飲まないのに脂肪肝になるタイプ、アルコールを飲んでいないのに生じる非アルコール性脂肪性肝疾患があります
非アルコール性脂肪肝疾患は、メタボリックシンドロームとの関連などが指摘されています
◎非アルコール性脂肪肝疾患は、肝臓に慢性的な炎症が継続して、肝臓が硬くなる線維化になり肝硬変へと進行する非アルコール性脂肪肝炎
◎線維化がない肝硬変へならない非アルコール性脂肪肝に分けられます。
脂肪肝のアルコール性は80%、非アルコ-ル性10〜20
アルコールを飲まない脂肪肝の内10〜20％が非アルコール性脂肪肝炎になり、80～90％がアルコール性脂肪肝になります
脂肪肝は無症状のまま経過し、健康診断などで初めて指摘されることもあります。
脂肪肝を非アルコール性脂肪肝と思い込んで放置すると、肝炎から肝硬変、肝がんなどへと重篤な病気に進行することがあります。
また、脂肪肝は生活習慣に関連して発症することが多いと指摘され、肝硬変などに進行していない脂肪肝の段階であれば、生活習慣を改めることで肝臓の状態が改善することが充分期待でき、日頃からアルコールの飲み過ぎを控え、食事や体重管理などを心がけることが大切です。
脂肪肝に漢方薬
通導散
大柴胡湯
茵蔯蒿湯
