強迫性障害(脅迫神経症)∣漢方は心気虚/東京都目黒区∣漢方薬局 桂林堂
強迫性障害(脅迫神経症)は
漢方は心気虚で
脅迫性障害の特徴一覧になります
心配性で些細な事が気になり続ける
強烈な不安 手を何度も洗う
戸締りや火元が頭から離れない
から、脅迫性障害(脅迫神経症)は心配性とか、不安感が強いことから、漢方では心気虚と判断しました
また、心配性や不安感は強迫障害になるキッカケになります
心配性の人は、日常生活の些細なことに対しても過度に心配してしまい、不安や疑念を抱える傾向があり、 自分や周囲に対して常に心配事を考えていると、不安感を払拭しようとする脅迫行動(脅迫神経症)につながる可能性があり、脅迫性障害に移行する可能性もあります
強迫性障害に派生する考えや行動としては、雑菌が付いてないか心配や不安で何度も手を洗う、物事の確認を永遠と繰り返す、などがあげられます。
強迫障害の原因は
私生活でのストレスや性格が原因
私生活でのストレスとしては、仕事での過労や妊娠などで生じる精神的不安、生活環境の変化などがあり、ストレスを放置していると、身体や心の健康に悪影響を及ぼし強迫性障害につながります
また、強迫性障害の原因として、生まれ持った性格が関係していることもあり、 使命感が強い人や周りに流されない人など、自分のルールや規則に従って行動する傾向にある人は、不安やストレスを抱えていることがあり、行き過ぎてしまうと過度な心配や不安感が起こり、強迫性障害(脅迫神経症)に発展する可能性があります
脅迫神経症や強迫性障害になりやすい代表的な3つの性格は
使命感の強い方
使命感の強い方は、自身に課した責任や義務感を感じやすく、目標に対し使命感が強くなりすぎると、完璧主義やコントロール欲求につながり、何事も一つ一つ完璧にこなさなければならないという、強迫性障害につながる不合理な考えが生まれるのです
強迫性障害に関連行動
物事が自分の思いようにならないとストレスを感じ、本当に正しいか何度も確認する、完璧を求めて何度も行動を繰り返すなどがあります
周りに流されない方は、強い信念や価値観を持ち、他人の意見や評価に左右されることが少ない方
特定の行動や習慣
不安感や心配で特定の行動や習慣を繰り返したい、特定の順序で物事を行わなければならないと感じる、といった強迫性障害の症状につながることがあり、日常生活に支障をきたしかねません
強迫性障害に漢方薬
強迫性障害の主な症状は、心配性の方が不安感になり
玄関の鍵忘れ、電気の消し忘れ、汚れに執着などほかに過剰な確認の心配や不安感にあります
このような場合は漢方心気虚に当てはまり
心気虚は(心気の不足)で
不安感や心配性、動悸、息切れ、全身倦怠感、精神疲労、疲れるとこれらの症状が増強するなどの症状が出現します
生薬としては、心配性や不安感に効果がある、牡蠣の貝殻牡蠣と化石の竜骨
不安感や不眠、心配性に効く遠志、五味子、茯苓(茯神)を
炙甘草、人参、黄耆、シナモン、生姜は心や体のバランスを整える働きがあり、全体的にバランスの良い内容になっています
以上強迫性障害の漢方薬でした