痔の痛み・切れ痔(裂肛)で出血に漢方効果|東京都の漢方薬局 桂林堂薬局
痔の痛み・切れ痔(裂肛)で出血に補血作用 漢方効果
切れ痔(裂肛)の排便時におこる出血や、切れ痔で排便時のかなりの痛みは、漢方薬でを治療の補血作用治療と瘀血治療が決め手
補血作用治療
切れ痔(裂肛)の典型的な症状は、排便前後痔の腫れのおかげで、ひどい痛み
排便時に出血がおこり、便に血液がまじる(トイレットペーパーに血がつく)
排便時に痛みと、排便時に出血、または便に血が混じる、同時に便秘がおこる負のスパイラルになります
補血作用治療(切れ痔(裂肛)に対し効果
排便時の出血と、便に血が混じる、困った症状は、漢方薬では女性の漢方薬が出番になります
切れ痔、裂肛の出血に効果的漢方生薬である当帰、芍薬、阿膠、地黄、川芎、牡丹皮は、婦人病で、女性の不正出血・不正機出血が以外なほど治療効果を発揮します
不正出血にも効く漢方薬は、同じように切れ痔(裂肛)の出血や排便時に血が混じる症状にも治療する方法
つまり、不正出血に効果の漢方薬は、切れ痔(裂肛)の出血にも効果を発揮することが実証されています
切れ痔(裂肛)の痛みは瘀血漢方
切れ痔(裂肛)はなぜそれほど痛みがあるのか?
切れ痔ができるあたりは神経の末端が集まる部分で非常に繊細な部分になり
肛門壁に小さな裂け目があるだけでも非常に痛み、肛門部分の筋肉が伸びる排便の際は特に痛みます。
排便時に出血が起こる、切れ痔は非常によくある病気で、アメリカだけでも毎年約25万件の切れ痔患者が発生していると推定され、出血を伴う切れ痔は性別を問わず、子供からお年寄りまで幅広い年齢層に発症します。
出血を伴う切れ痔は10代後半から中年によく見られ、妊娠や出産で悪化したり、発生したりします。
治るまでどのくらいかかるのか?
大体、切れ痔の50%~60%は自然に治り、しかし残りの40%~50%の切れ痔は再発したり何年にも渡って慢性化したりします。
痛みや出血といった症状がある場合、医師は肛門周囲と直腸壁の簡単な検査を行ったほうがよいという警告です。
急性の切れ痔ができた場合、図1で示される通り、肛門後部に小さな裂け目のようなものができます。慢性の切れ痔の場合は周囲が厚く前述したような見張症になります。出血がある場合は原因が痔以外にある可性もあるため必要に応じて、結腸鏡検査のような精密な検査を行うこともあります。
切れ痔(裂肛)の漢方治療は瘀血漢方に
肛門周辺の毛細血管のうっ血によるもの、漢方医学で は瘀血が原因であると考えらてれています。その毛細血管のうっ血は、排便時のいきみ過ぎ・座りっぱなしの仕事・立ちっぱなしのしごと・腰部の冷え・アルコール摂取・タバコなどによって起こりやすいと言われています。
トイレで力む際に、血がおしり周りにギューっと溜まります。風船を膨らませる際に、血が頭に上る感覚がするのと同じ原理ですね。うっ血は、静脈の血が滞った状態なので、うっ血の負荷があまりに大きいと、静脈瘤(じょうみゃくりゅう)が出来ます。
便秘・下痢
慢性的な便秘の場合、硬い便を出す際に、
強く力むことでうっ血が生じたり、肛門の出口に負担が掛かることで肛門の粘膜が傷ついたりします。下痢の場合も、便が勢い良く出るため、肛門の粘膜が傷つきやすくなります。
妊娠・出産
妊娠や出産による痔は非常に多いです。赤ちゃんを産む際に、裂けてしまうことがおおいようです。。
痔はできる時は簡単に発症しますので、痔になる原因は色々な所に潜んでいます。
何気なく生活していても実は身体は様々なストレスや体内の変化と戦っているのです。
痔核(いぼ痔)
内痔核(脱肛)と外痔核に分かれます。内痔核は、肛門と直腸の間あたりにできるもので、進行がすすむと肛門からはみ出してきます。外痔核は、肛門のふち辺りにできるため、擦れてかなりの痛みを伴います。

切痔(裂肛)
排便時などに肛門の皮が切れて出血や痛みを伴う症状。
切痔(裂肛)に効く漢方薬
芎帰膠艾湯
金匱要略記載
出血(切痔(裂肛・不正出血)や貧血などに使用され、不正出血や痔出血・痔切痔(裂肛)・血尿・生理不順・流産癖・腎出血などに使用されています。漢方的考え方は血虚(貧血傾向・眼精疲労・生理不順など)の出血に使用される代表格で、顔色が悪くつやがない、カサカサ肌・四肢のしびれ・筋肉のひきつり・目のかすみや眼精疲労・頭のふらつきなどの血虚症状を伴います。
当帰芍薬散
2000年前の医学書、金匱要略記載
体を温めて血流を改善する漢方処方で、痛みをやわらげたり、貧血症状やホルモンバランスを整える効果も期待でき、排尿を促進して水分の代謝異常を改善する効果もあります。
妊娠安定のための服用も多く、切痔(裂肛・ネフローゼ・浮腫み・慢性腎炎・高血圧などに使用されています。









