心配なネフローゼ症候群・漢方でベストな攻略法 | 東京都 目黒区 ・漢方薬局 桂林堂
心配なネフローゼ症候群・漢方でベストな攻略法
ネフローゼ症候群、漢方のベストな攻略方法を考えてみました
蛋白尿とアルブミン低下と感染症
◎ネフローゼとは尿にタンパク質が漏れ出るのに伴って(タンパク尿)、アルブミンなど血液中の重要なタンパク質の濃度が低下し浮腫むくみが起こります
◎血液中の脂肪(脂質)が増え、血液が固まりやすくなり、感染症にかかりやすくなります。
この症候群は、いろいろな腎臓の病気によって起こり、原因になる疾患はひとつではなく、高度の蛋白尿・低蛋白血症・腎臓疾患群の総称のことを言います。
血液中のアルブミン濃度が低下すると重い症状が現れます
普通は体液が存在しない部分に浮腫が起こり、過度のナトリウム貯留で起こる
まぶたのむくみや組織の腫れ、全身のむくみ・胸やお腹に水がたまる・呼吸が苦しくなる・食欲不振、全身のだるさ等
更に、腹痛、筋肉の萎縮、蛋白尿の為、尿の泡立ちなどがあります
腎機能が悪化
腎の糸球体の毛細血管のバリア機能が破綻することが原因と考えられます。
尿に栄養素が出てしまうことから、栄養不足が生じ、小児では発育が妨げられます。
感染症も発症
骨からは、カルシウムが失われ、毛髪や爪がもろくなり、毛髪が抜け落ちます。
健康な人にとっては無害な細菌によって引き起こされる日和見感染がよくみられ、感染しやすくなるのは、通常なら感染をくい止めるはずの抗体が尿に出てしまうか、通常の量の抗体が産生されないためと考えられています。
○腎臓自体に病気が起こりネフローゼ症候群となる(原発性)ネフローゼ症候群
糖尿病腎症は高血糖が続き、A1cが8%とかが長く続くと、糖尿病性腎障害を発症して、腎機能が大幅に低下して、いろいろな合併症状がおこります
膠原病
アミロイドーシスなどの全身の病気の随伴症状としてネフローゼ症候群が起きる二次性(続発性)ネフローゼ症候群に分けられます。
15歳以下の多くは、微小変化型ネフローゼ症候群が原因となりますが、50歳以上になると失明の原因である、網膜の機能が悪くなり、膜性腎症もあげられます。
ネフローゼ症候群の原因
ネフローゼ症候群は、体のいろいろな各所に影響を及ぼすさまざまでいろいろな病気が原因で発症すると思われています
a糖尿病
b全身性エリテマトーデス
cウイルス感染(B型肝炎、C型肝炎、HIV感染症)なども原因としてあります。
ダニやウルシ科の植物に対するアレルギーなど、ある種のアレルギーが原因の場合もあり、さらに遺伝性のネフローゼ症候群もあると言われています
腎臓に負担の薬も要因、原因
糖尿病 ・エリテマトーデス血管の免疫疾患・進行性糸球体腎炎)など、腎臓で解毒代謝されるに毒性のある薬の1つ、非ステロイド性抗炎症薬もネフローゼ症候群の原因になります
心配なネフローゼ症候群・漢方でベストな攻略法
このように、心配なこのネフローゼに対し、どのような漢方薬を使うか悩むところではありますが
1浮腫みを解消または浮腫みを少なくする
2血中アルブミン低下を少しでも食い止める漢方薬、十全大補湯には、体のなかの蛋白合成を高めたり、内臓の働きを高めたり、疲れやすい体質を改善したりします
3腎臓糸球体の働きを良くし、蛋白尿を少なくすると浮腫みも少なくなります、漢方薬には利尿作用の働きが強いものが多く、茯苓、タクシャ、猪苓は腎臓の糸球体の利尿作用、解毒作用をその利尿作用によって腎臓の働きを高めます
4漢方薬で感染症を予防、黄連、黄芩には、優れた抗菌作用、働きがあり、ブドウ球菌、レンサ球菌、チフス球菌その他いろいろな優れた抗菌作用がありますがその一部です
臓病 ・ネフローゼ/東京都目黒区桂林堂薬局