A.
もちろんご相談いただけます。
漢方医学では、西洋医学のように特定の病名を診断してから治療法を検討するのではなく、お一人おひとりの「体質」や「現在の症状」を重視します。「なんとなく体調がすぐれない」「原因が分からない不調が続いている」「病院では異常なしと言われたけどしんどい」といった、不調の原因がはっきりしないお悩みこそ漢方の得意分野です。
漢方の処方では、体が本来持つ回復力を引き出すことを目指しています。症状や体質を丁寧にヒアリングし、あなたに合った漢方薬を一緒に見つけていきます。
A.
健康保険での漢方治療が認められています。保険医療機関内科やその他の診療科にかかる際にお支払いになる場合と同じ負担額です。漢方治療だからといって特別な支払いはありません。
A.
はい、20代・30代の方のご相談も年々増えています!
PMS(月経前症候群)・冷え性・不眠・肌トラブル・メンタルバランスの乱れ・疲れやすさなど、「病気ではないけどつらい」不調に対して、自然なケアを求める若い世代にとって、漢方は相性の良い選択肢です。美容・健康志向の方の中にも、ライフスタイルの一部として取り入れている方がたくさんいらっしゃいます。
A.
漢方薬も新薬と同様に副作用は確かにあります。副作用の程度が軽いとはいえ、やはり漢方薬にも副作用はありますが、西洋薬に比べて少ないです。
副作用の現れ方の代表的なものが、地黄製剤による胃の持たれや不快感、胃の痛みなどです。
ココが重要です。アトピー性皮膚炎の治療はより気をつけなければなりません。乾燥したアトピー性皮膚炎に、保湿のために処方した漢方処方が皮膚病を悪化させることがあるのです。
漢方薬の相談の際に正確なヒアリングをして、正しく処方すればほとんど副作用はありません。漢方薬の専門家が日頃から副作用に注意していれば、漢方薬による副作用はほとんど起こりません。桂林堂薬局でも、過去10年遡っても重い副作用の経験はありません。あったとしても、ごく軽いものです。
A.
必ずコップ一杯の水と一緒に飲んでください。
薬を水なしで飲むと、溶けるのに時間がかかり、薬の効果が現れるのが遅くなります。また、まれに口や胃などを荒らしたり、入れ歯の間にはさまりやすくなったりします。薬を早く溶かして、効果を出すためにも、ぜひ水とともに飲んでください。
また、人によっては、顆粒があやまって気道に入ってむせかえることがあります。
漢方薬に限らず、「薬はコップ一杯の水とセット」と考えて、一緒に飲むようにしましょう。薬を適量の水で薄めて溶かすと、胃への負担も少なくなります。
A.
非常に早く効く漢方薬も少なくありません。
例えば、何となく頭が重い、熱っぽい症状などがある風邪の初期に、葛根湯や麻黄湯を飲めば、サッと汗をかいて楽になります。
また、むくみがあって喉が渇き、尿が出にくいときに、五苓散や柴苓湯を飲めば、これらの症状は即座に改善を期待できます。
体質や症状に合った漢方薬ですと、漢方薬を飲んだ後、少なくとも1~2時間で症状が改善し、即効性が現れるケースが多くあります。
A.
症状や体質によって異なりますが、早い方では1〜2週間で変化を感じるケースもあります。
ただ、漢方は「根本から整える」ことを目指すので、継続が大切です。特に慢性的な症状には、3ヶ月〜半年ほどを目安にお考えいただくといいでしょう。
「効き目が感じられない…」という場合も、処方の見直しをしながら、あなたに合う漢方を一緒に探します。
A.
漢方相談では、お客様一人一人の症状の他に年齢・性別・体質(遺伝的要素)・生活習慣・好き嫌いなども考慮しております。ですから同じ病名でも処方が違うため、相談に時間をかけております。
A.
市販薬は「誰にでも合いやすい」ように作られたものですが、薬局での処方はあなたの体質や症状に合わせてカスタマイズされるのが大きな違いです。
A.
はい、女性特有のお悩みに対して、漢方は古くから用いられてきました。
PMS(月経前症候群)・生理不順・月経痛・冷え・妊活のサポートなど、症状に合わせてバランスを整える処方を行います。ピルや痛み止めに頼らずに改善したい方にも、自然派のアプローチとして人気です。