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2019-02-16

クローン病とは|漢方薬局 桂林堂|東京都 目黒区

クローン病とは

日本におけるクローン病の難病登録患者数は1999年で18,036人です。最近は年間、約1,200人の方が発病していることになり、患者数は増加し続けております。地域的にみると、欧米諸国を中心とした先進国に多いといわれて、欧米では日本の10倍以上の発症頻度でみられます。

アジア、アフリカには発症の少ない病気です。

クローン病は原因が不明の病気で、若年者にみられ、消化管に縦長あるいは不整型の深い潰瘍を形成し、粘膜の炎症、腸管内腔が狭くなる慢性の炎症性病変です。
クローン病は口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に発生しますが、小腸や大腸が好発部位です。潰瘍性大腸炎と同様に厚生労働省により特定疾患治療研究対象疾患に指定されています。

クローン病の原因

原因はいまだ不明ですが、遺伝、感染、免疫異常が考えられています。2001年には遺伝子検索から、消化管内粘膜における細菌認識に影響を与えるNOD2という分子の異常が報告され、腸内細菌へのアプローチの必要性が指摘されており、今後の研究が待たれるところです。
粘膜下の繊維性変化に伴い次第に狭窄(きょうさく)が起きたり、隣接する腸管、臓器に瘻孔(ろうこう:管になった臓器どうし、または管の臓器と体表などの間にできる管状の孔)を形成します。
頻回の下痢や炎症による粘膜バリアの破壊、ステロイド剤使用によって腸内細菌は正常から乖離(かいり)して、とくにの口側では嫌気性菌による異常なガスが合併することが多いと考えられます。

狭窄部消化吸収が低下すると同時に、TNFαやIL6(インターロイキン6)などの炎症性サイトカインが産生され、高熱、栄養障害、痩せ、血小板増加、肛門病変をきたすことが特徴です。

典型的症状には、6週間を超える下痢や腹痛、体重減少などが起こります。これらの症状が現れた場合、若い方のの患者さんではとくにクローン病を疑うべきです。全身症状としては、倦怠感や食欲不振、発熱がよくみられます。

漢方医学的解釈

6週間を超える下痢や腹痛、体重減少などの炎症性症状と、遺伝や免疫異常がクローン病と関係するということを考慮してみました。
まず柴胡桂枝湯や十全大補湯、六君子湯などが候補に上がります。

クローン病を小陽病解釈/ 東京都目黒区の漢方薬局 桂林堂薬局​

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