toggle
東京都 目黒区の漢方薬局【桂林堂】中目黒徒歩2分
2019-05-04

増加している慢性膵炎と漢方|漢方薬局 桂林堂|東京都

増加している慢性膵炎と漢方

慢性膵炎および急性膵炎の原因で一番多いのがアルコールや食べ過ぎ、過労で、大量のアルコールを継続して摂取することにより、膵炎の発症確率が高まると言われています
アルコール以外の食生活や、遺伝なども関係していると思わ、逆にアルコールを摂取してい
ないのに膵炎にかかるケースもあり、やはり体質的なものも大きいと思われます。
日本酒にして毎日3合以上のアルコールを十年以上続けて摂取すると、慢性膵炎になる確率
が高くなるのは確実ですので、お酒が好きな人はほどほどにしておくべきです

慢性膵炎の主な症状

急性膵炎ほどの激痛ではありませんが、重苦しく鈍い痛みが腹上もしくは背中に発症し、それがずっと続くというものです。
それ以外にも、吐き気、食欲不振、体重減少などの症状がみられることもあります。
重度の慢性膵炎になると、上腹部に固い膵臓の感触が確認できるほどになり、膵臓の痛みのために膵炎としての痛みをあまり感じなくなります。

中医学では脾臓と膵臓はほぼ同じ臓器のようですし作用も良く似ています。

体力強化・消化吸収・造血機能などいろいろあります。
「脾は運化(うんか)を主る」から、いわゆる、大まかには、消化器官内で起こる消化・吸収のことです。
飲食物を消化・吸収させると言った現代医学の消化器系とよく似た働きを持ちます。
脾の運化機能が低下すると、食欲がなくなったり、食後に腹部膨満感が現れやすくなります。

脾虚

(体力低下・食欲不振・疲れやすいなど)
飲食物を意味する水穀(すいこく)の水の運化が低下すれば、便が柔らかくなり軟便や下痢になります。これも脾虚です。
膵臓が弱るということは脾虚になり
簡単に言ってしまえば胃腸が弱いということです。
脾虚の具体的症状

消化管機能低下・体力低下・食欲不振・お腹が冷える・下痢しやすい・疲れやすい・肥りにくい・目に力がないなど。

漢方医学が考える脾臓と膵臓の働き

​体力強化・消化吸収・造血機能などいろいろあります。
脾虚に使用する漢方薬など

陰陽五行論(肝=木・心=火・脾=土・肺=金・腎=水)思想のうち、脾臓の気が虚(弱くなった)した状態のことを指し、一般的には消化不良や食欲の不振などの胃腸障害に、疲れやすい・体力の低下といった全身症状を伴うことが多くなります。

急・慢性膵炎に効果的な漢方処方

半夏瀉心湯

日本漢方の効能・・・みぞおちがつかえ、時に悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便

又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、逆流性食道炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症・急・慢性膵炎などに応用可能です。
中医学解説
【効能】和胃降逆・消痞・止瀉・清熱・調和腸胃
適応症】悪心・嘔吐・吃逆・上腹部の膨満感とつかえ(圧するとやや抵抗がある)などの胃気上逆の症候に、腹鳴・下痢などをともなう脾胃不和に用います。

安中散

安中散は、漢方の古典といわれる中国の医書『和剤局方収載。
日本漢方の効能

腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっふ、食欲不振、はきけなどを伴う次の轄症:神経性胃炎、慢性胃炎、・急・慢性膵炎・胃アトニー・逆流性食道炎等に応用可能です。
温中散寒・止痛・止嘔

胃寒の腹痛に用います。冷えや寒冷の飲食物などで発生する腹痛(とくに上腹部痛)・腹部膨満・悪心・嘔吐・呑酸などの症状に使用します。

黄連解毒湯

清熱解毒の代表的漢方処方黄連解毒湯。
外台秘要記載、成分黄連・黄芩・黄柏・山梔子はのぼせ気味で顔色赤く、イライ
ラする傾向の方の、胃炎・口内炎・二日酔いなどから、不眠症・ノイローゼ・めまい・動悸・更年期障害・自律神経失調症などの神経症に幅広く応用されています。

漢方的考え方・治療法は心火旺・肝胆火旺・清熱解毒で、上半身の余分な熱を取り去り、高血圧・脳卒中・精神不安・焦躁感・赤面症・多汗症・鼻血・痔出血・アトピー性皮膚炎・急・慢性膵炎などに使用されています。

急・慢性膵炎に効く漢方薬/東京都目黒区漢方薬局 桂林堂薬局

漢方のことなら、東京都内で実績30年の
有名漢方薬局・桂林堂薬局にすべてお任せください!

関連記事