toggle
東京都 目黒区の漢方薬局【桂林堂】中目黒徒歩2分
2024-09-18

月経過多・過多月経・不正出血の脾不統血|東京都 目黒区∣漢方薬局 桂林堂

月経過多原因は、ホルモンバランスの乱れ、子宮筋腫など、様々なものが考えられ
考えられる原因と対処法
ホルモンバランスの乱れ ストレス、不規則な生活習慣、栄養不足などが原因となることがあり、規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動を心がけが必要になります

過多月経や月経過多、不正出血に漢方薬の解消方法

加味逍遙散はストレスやイライラ感を改善し、自律神経のバランスを整える作用があります

過多月経に漢方薬は

芎帰膠艾湯がお勧めで、芎帰膠艾湯は出血傾向を防ぎ、不正出血、下血、血尿を少なくする働きがあります

芎帰膠艾湯の主要成分の阿膠、当帰、地黄には補血作用や止血作用があります

桂枝茯苓丸や大黄牡丹皮湯には瘀血を解消し、ホルモンバランスを整える作用

このように月経過多には

加味逍遙散、芎帰膠艾湯、桂枝茯苓丸、大黄牡丹皮湯の服用により過多月経を改善します

また、脾気虚・脾陽虚・中気下陥は脾の固摂作用で出血傾向、月経過多、過多月経、血便、血尿を解消

画像配置300×80

血管壁平滑筋の弛緩・血小板無力症・プロトロンビン減少その他、血液凝固因子の欠乏などによる出血であると考えます
脾気虚の症状+
●鼻出血。
●皮下出血。
●血便。
●血尿。
●崩漏(不正性器出血)。
●月経過多。
漢方薬局の日常から
皆さまの中に、陰陽五行論という、中国で2.300年前に完成された理論をご存じないでしょうか。
脾は、現在医学に当てはめると胃腸に当てはまります。
漢方医学が考える脾の主な働きを紹介します。

「脾は運化(うんか)を主る」いわゆる、大まかには、消化器官内で起こる消化・吸収のことです。

飲食物を消化・吸収させると言った現代医学の消化器系とよく似た働きを持ちます。
脾の運化機能が低下すると、食欲がなくなったり、食後に腹部膨満感が現れやすくなります。→脾虚 (体力低下・食欲不振・疲れやすいなど)
飲食物を意味する水穀(すいこく)の水の運化が低下すれば、便が柔らかくなり軟便や下痢になります。これも脾虚です。

血小板減少性紫斑病・血友病・不正性器出血・痔出血・慢性鼻出血などで

脾不統血

が考えられます。
「脾は統血(とうけつ)を主る」という理屈

これは、血管から血液が漏れ出るのを防いでいるという、血管内の血液の統制を意味します。

脾の統血作用が低下することを「脾不統血(ひふとうけつ)」といい、血便・血尿・皮下出血・崩漏(ほうろう:不正性器出血あるいは生理が1週間以上ダラダラ続く)などの症状
が出ます。
生命を維持するエネルギーを「精(せい)」といいますが、親から受け継いだ「先天の精」とそれを維持していくのに飲食物から得られる「後天の精」があります。

先天の精は腎に貯えられていて、限りがあるものです。それを補うのが後天の精です。ですから後天の精
を補うには脾を健全に保つことが大切です。無理なダイエットや暴飲暴食は慎みましょう。

以上、なかなか理解しにくい漢方医学の理論ですが、2000年後の現代にも当てはまる部分が多く、今でも通用していることに驚かされます。

ほか
「脾は肌肉(きにく)と四肢(しし)を主る」という理屈

手足がだるく力が入らないのは脾の機能が低下しているためです。
手や足を長く上にあげておくことができないなど、重力に逆らえないのです。
内臓も同じで重力に逆らえないと、胃下垂、子宮脱、脱肛、遊走腎になったり、頻繁に便意をもよおしたりします。
これは、最重要!「中気下陥(ちゅうきげかん)」といって、「脾は昇清(しょうせい)を主る」機能が低下したために起こる症状です。

「昇清」とは脾で得た精微物質(栄養やエネルギー)を上部に行きわたらせるという意味もあります。
ですから、身体の上部である頭部に精微物質が行きわたらないとめまいが生じることもあります。
このように、脾は飲食物を身体に必要な物質やエネルギーに換える機能を持つことがわかると思います。

脾不統血(気不摂血):血小板減少性紫斑病の漢方薬/東京都目黒区漢方薬局

漢方のことなら、東京都内で実績30年の
有名漢方薬局・桂林堂薬局にすべてお任せください!

関連記事