不安障害・抑うつ(感情)障害群・不眠症・睡眠障害は心気虚∣東京都 目黒区∣漢方薬局 桂林堂
抑うつ障害や不安障害は心気の不足心気虚で対応 漢方薬局 東京都 桂林堂薬局
不安障害や抑うつ感情、抑うつ障害には、パニック障害、全般性不安障害、社交不安障害など、さまざまな神経の病気が含まれています。
不安障害はいまだ原因が確定されていませんが、精神的な気質の性格、環境ストレス(人間関係のトラブル、生命を脅かすような体験など)、不安障害は家族歴や脳機能異常などいろいろな因子が複雑に影響しあい、不安障害が発症すると考えられています
不安障害の症状の基本は、払拭することができない過剰な不安や不安感、不安が持続すると、さらに自分が不安と思う物事を回避してしまうことから、仕事への影響は大きく、学業や人間関係などに支障が生じることです
不安障害と関係する神経病はパニック障害、全般性不安障害、社交不安障害があります
抑うつ障害とは
持続性抑うつ障害は、うつ病に比べて軽い抑うつ症状が慢性的に2年以上持続する病気です。
抑うつ障害の特徴は、うつうつとした気分が一日中続き、そんな気分が無い日よりも多く、更にそのような状態が長期化することです
抑うつ障害の症状は
以下のうち2つ以上が当てはまると抑うつ障害になると言われています
食欲の変化(食欲の減退または増加)
睡眠の変化(不眠または過眠)
意欲の低下(気力の減退または疲労感)
自尊心の低下(自信の低下)
集中力の低下や決断困難・考えがまとまらない)
絶望感や悲観的
持続性抑うつ障害は5~6%がかかると言われ、男女差は少なく、やや女性に多く、多くは若年で発症が多いようです
不安障害は、動悸や息切れ、不安感や緊張感があり精神的落ち込み、呼吸がしにくい、めまいなどの症状が持続的に起こり、いつ起きるのか常に不安や精神的落ち込みを抱えてしまうことで、日常生活や仕事にも支障に影響します。
不安や睡眠障害、抑うつ障害は、日本人の10人に1人が一生のうちに経験すると言われています
不安障害は過度に不安を感じてしてしまい、自分自身で感情のコントロールできなくなり、社会で生きて行く上で、生活に支障を生じるようになります。このような状態を不安障害と呼び
動悸や息切れ、息苦しくなるパニック障害や、感情のコントロールが出来なくなる不安障害の強い不安感、精神的落ち込みの場合
漢方ではパニック障害の主な症状である動悸や不安、息苦しさや呼吸困難、精神的落ち着かないなどは漢方医学的に心気の不足の心気虚になります
不安障害の強い不安感は漢方医学的にやはり心気の不足、心気虚ということになります
漢方の場合、漢方的カテゴリーがあり、パニック障害や不安障害などの治療の際にはパニック障害に当てはまる症状から漢方薬を選びます
動悸や息切れのパニック障害に効いたり、不安障害に効いたり、抑うつ病や精神的落ち込みにも効果を発揮し、自律神経のバランスを整える作用もあります
今回はパニック障害と睡眠障害や不眠症の漢方薬治療は心気虚の改善になります
心気虚の対応漢方で睡眠障害や不眠症、パニック発作には不眠に効く遠志や茯苓、五味子、炙甘草などを使用します
また、不眠症や睡眠障害の原因は多岐にわたり、生活リズムの乱れやストレス、眠りや日頃の睡眠に好ましくない寝室環境、睡眠前のカフェインの摂取や喫煙などの生活習慣もあります
他に精神的安定作用や不眠症や睡眠障害に効く作用のある牡蠣の貝殻牡蠣と化石である竜骨を含めた処方内容になります
牡蠣には重鎮安神作用があり胸が苦しい、頭がふらつく、不眠や動悸等の効果があり、中枢神経系を抑制する効果があります竜骨にも不眠、頭がふらつく、目がくらむ等の牡蠣と同じ重鎮安神作用作用があり、中枢神経系を抑制する効果がパニック障害に効果的です
この方のパニック障害には更に不安感や不眠に効果的な遠志を追加しました
茯苓や五味子に炙甘草等の漢方生薬は精神的作用は無いのですが、体自身の体調を整える効果に優れ、精神的に体調を崩した方や不眠症に重要になります
漢方薬を服用30日でパニック発作の動悸や不安、息苦しさが改善して、精神的に落ち着き、パニック障害もかなり良くなりました
落ち込みに不安感や不眠症も良くなりました
更に漢方薬を継続して服用すると、今まで悩んでいた心気虚の症状がほとんどなくなりました
以上抑うつ障害、パニック障害、不安障害の漢方薬でした