漢方の治療方針、漢方処方、漢方生薬∣東京都の漢方薬局 :桂林堂
漢方の治療方法と、漢方生薬
漢方薬と漢方生薬、漢方処方
日本で用いられている「漢方薬」は、長い歴史の中、生薬の種類や組み合わせなどが工夫されて、薬として確立しました
「漢方処方や漢方薬」とも呼ばれ、中国から伝わった漢方処方のなかで、江戸時代に使われたものが中心となっていますが、「痔がメインの乙字湯:柴胡、黄芩、当帰、大黄、升麻」や「血圧などに使用される七物降下湯:黄耆、釣藤」は日本で作られた漢方処方になります。
ほとんどの漢方処方は風邪をメインとした傷寒論により、約2000年前に完成されましたが、1600年代に胃腸を論じて考案された胃腸薬も新たに出回り、この胃腸薬は現代でも販売さていています
漢方生薬
その原料を生薬と呼ばれ、草や木枝、動物や鉱物など、自然にあるもので、「ショウガを食べると体が温める」
シナモンは発汗に良いといわれ、約2000年前にいろいろな生薬などに備わった作用を一つひとつ確かめて確認を繰り返しながら、組み合わせてできていったのが漢方薬になります
組み合わせることで、いろんなな症状や状態にきめ細かく対応でき、 使われる生薬は、自然の原料です。
生薬が、体に本来備わっている自然な治癒力を助けて高めて、病気を治療していきます。
漢方薬は生薬を組み合わせにより、症状を根本から改善していくことが特長です。
個人個人の体質や症状を考慮して漢方薬の処方を決定するため、同じ症状なのに違う処方が用いられたり、違う症状なのに同じ処方が用いられたりすることも漢方薬のモットーです。
漢方の治療方針と改善治療原則
1熱ければ冷まし(清熱)
2冷えていれば(温径)
3足りないものは補い(補気)
4多過ぎるものはとり除く(解毒)
5体にこもっていれば汗を出させる(発表、発汗)
このように漢方の漢方の治療方針は現代医学とも違う方法で
日常生活でも使用出来る自然に近い改善方法になり、症状や病気で悩んでいる方の味方になります
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