2025-05-14
柴胡桂枝湯∣少陽病 半俵半里はいろいろな病状に効果∣東京都 漢方薬局
少陽病 半俵半里の柴胡桂枝湯の説明
①柴胡桂枝湯は約2000年前に傷寒論で風邪の漢方として発表されましたが、単なる風邪の漢方が風邪以外の病状や病気に効果を発揮します
例えば単なる風邪漢方が胃痛、胃腸炎、頭痛、偏頭痛、緊張性偏頭痛、不安感、肝炎など幅広く症状や病気に効果を発揮します
柴胡桂枝湯の生薬成分は6つの病状のカテゴリー太陽病と少陽病2つの病状になります
太陽病のほうは成分桂枝、芍薬、甘草、大棗、生姜を
少陽病のほうの成分は柴胡、半夏、黄芩が配合されています
②半俵半里とは
柴胡桂枝湯は、半俵(体の表面にある病状)と半里(体の内蔵にある病状)が混ざったような病状に効果を発揮しますの
半俵(体の表面にある病状)
半里(体の内蔵にある病状)2つの病状に効果を発揮しますので、幅広く効果を発揮します
精神的ストレス、気圧頭痛、更年期障害、自律神経失調症、胃痛、胃腸炎、頭痛、偏頭痛、緊張性偏頭痛、不安感、肝炎など幅広く症状や病気に効果を発揮します
2000年前に完成された風邪の漢方がこんなに幅広くいろいろな病状、症状、病気に効果があることに驚きます
傷寒論は、主に風邪の初日から7日位を論じた医学書で、この柴胡桂枝湯は風邪をひいた初日から5日後の病状を細かく記載されている状況になります
風邪の初日は発汗、発熱、寒気がある太陽病になります
風邪を引いてから5日位過ぎると病邪は体の中に入り込み、風邪の初日は発汗、発熱、寒気がある太陽病ですが、5日過ぎると体の中に入り込んだ病邪は、胃腸あたりまで入り込み微熱気味になり、胃痛や胃腸炎、頭痛、精神的不調を訴える半俵半里の症状が起こります
②半俵半里は風邪の初日みたいな状況、半俵と、胃痛や胃腸炎、頭痛、精神的不調を訴る半里の状況
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