潰瘍性大腸炎に漢方∣腹痛と下痢に血便|東京都 目黒区

大腸だけに起こる潰瘍性大腸炎と口から肛門迄発症のクローン病の違い

潰瘍性大腸炎やクローン病は原因が不明の病気で、若年者にみられ、消化管に縦長あるいは不整型の深い潰瘍を形成し、粘膜の炎症、腸管内腔が狭くなる慢性の炎症性病変です。
クローン病は口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に発生しますが、小腸や大腸が好発部位でが、クローン病も主な疾患場所は大腸と小腸に多くなります

潰瘍性大腸炎は主に大腸にだけ起こる腸の病気になります

潰瘍性大腸炎の起こり方は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が生じ、“びらん”や“潰瘍”といった病変が形成される病気

潰瘍性大腸炎を発症すると腹痛や下痢、血便（便に血液が混ざる）などの症状になり

重症になると発熱や体重減少、貧血など全身にさまざまな症状が引き起こされます。日本では難病の病気に指定されています

漢方医学的解釈

潰瘍性大腸炎とクローン病を、下痢や腹痛、体重減少などの炎症性症状と、遺伝や免疫異常がクローン病と関係するということを考慮してみました。

潰瘍性大腸炎詳細

潰瘍性大腸炎は 腹痛や下痢を繰り返す腸の病の中でも炎症性を繰り返す腸の疾患として注目されている潰瘍性大腸炎

また、潰瘍性大腸炎は、自己免疫異常と指摘され、原因が不明で、完治が難しいことから、国の特定疾患（難病）に指定されています

潰瘍性大腸炎を発症すると、一日に何度も起こる下痢がメインの症状で、多くは排便前の腹痛や血便を伴います。

潰瘍性大腸炎の特徴

原因不明の炎症が腸に起こることです、そのためそれを抑えるために西洋薬を継続的に服用しなければなりません。

それでも症状が落ち着かない場合はステロイドのような強力ではあるが副作用が危惧される炎症止めを用いることになります。

そして病の生じ方にも特徴があり、緩解（症状が治まる状態）と再燃（症状が再発する状態）とを繰り返します。すなわち再発が起こりやすく、長期的にこの病と付き合わなければなりません。そのため漢方薬が活躍する場の多い疾患で、当薬局でも多くの方が漢方薬を求めて来局されます。
まず

漢方薬で潰瘍性大腸炎に対応

炎症や腹痛に下痢などに効く漢方の半夏瀉心湯

潰瘍性大腸炎は免疫疾患のため柴胡桂枝湯で免疫調整働きで、過剰な炎症を抑える

芎帰膠艾湯には止血作用があり、潰瘍性大腸炎の症状の止血作用で血便を少なくする

十全大補湯は潰瘍性大腸炎で貧血傾向や体力強化に効果

以上潰瘍性大腸炎の漢方薬でした

潰瘍性大腸炎やクローン病を小陽病解釈/ 東京都目黒区の漢方薬局 桂林堂薬局​