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東京中目黒の漢方薬局【桂林堂】
2024-09-23

更年期障害・のぼせ、発汗、 意欲の低下、気分の落ち込み、情緒不安定、めまい∣東京都 目黒区

女性ホルモンは、体の各部位で健康を維持するために欠かせない役割を持っています

 脳などの中枢神経や心臓・血管・乳腺・皮膚・毛・子宮や卵巣などの生殖器・骨といった各組織の機能調節をしています

この女性のホルモンバランスが崩れると、女性ホルモンが作用していた各組織の機能低下を引き起こし、さまざまな不調が起こり

 月経前に心身の不調が起こるのは、月経周期にともない女性ホルモンのバランスが大きく変動するためになります

また、閉経前の5年間と閉経後の5年間を合わせた約10年間は更年期障害による症状によって不調を感じる人が多くいます。

これは、卵巣機能の低下によるエストロゲンという卵巣ホルモンが消退してしまうのが原因です。

 ホルモンバランスの乱れは、自律神経へも影響します。自律神経はすべての臓器とつながり、体全体を調整する役割があるため、自律神経が乱れてしまい、全身の不調を引き起こします

女性ホルモンのバランスが乱れることで起こる症状

更年期を迎えると、女性ホルモン(エストロゲン)のバランスが不安定になり、少しずつ減少していき

それによって更年期障害が起こり、あらゆる不調が生じるようになります。

 また、更年期による不調はホルモンバランスだけでなく、育ってきた環境や元来の性格などの心理的な要素、家庭や仕事などの人間関係など社会的な要素(外的要因)などが複合的に関与していると考えられています。

更年期障害では、以下のような症状が現れます。

血管の拡張と放熱に関する症状

ホットフラッシュ、のぼせ、ほてり、発汗など

 精神症状 意欲の低下、気分の落ち込み、イライラ、不眠、情緒不安定など そのほかの身体症状 動悸、めまい、頭痛、肩こり、関節の痛み、腰痛、冷え、しびれ、疲れやすさなど

PMS(月経前症候群) 月経前3~10日の間に起こる心身の不調を、PMS(月経前症候群)と呼び、PMSの原因は明確ではありませんが、女性ホルモンがバランスを崩したり、ストレスが影響したりして起こるのではないかと見られています。

PMSでは、以下のような症状が現れます。 自律神経症状

食欲不振・過食、倦怠感、めまいなど 精神症状 イライラ、情緒不安定、不安、集中力低下、睡眠障害など 身体症状 頭痛、腹痛、腰痛、浮腫、乳房の張りなど

 そのためには、以下のような日常生活の工夫が大切です。 まず一つ目は、質の良い睡眠をとることです。就寝前は、ぬるめのお風呂に入るなどゆったりと過ごし、脳を覚醒させないようテレビやパソコンは見ないようにしましょう。

自律神経失調症やうつ病・更年期障害、さらに認知症の漢方

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり。

不規則な生活やストレスなどにより2つの自律神経のバランスが崩れてしまうことが原因で、心身に様々な症状が出る状態を自律神経失調症といいます。
自律神経失調症は、不規則な生活や人間関係の悩み、ストレスを溜めこみやすい性格など、色々な原因が複雑に絡み合って発症するといえます。
中でも、人間関係など大きなストレスが原因となることが多いようです。
また、真面目で完璧主義、責任感が強いといったタイプの人は普段から自律神経が過敏になっているため、発症のリスクが高いといわれています。

漢方薬での対応

自律神経失調症や更年期障害などに使用されている漢方処方は、応用範囲がとても広く、大変便利で、パニック症や多汗症、起立性調節障害・抑うつ病・不眠症・メニエール・更年期障害・赤面症など、幅広く利用可能です。

漢方医学は現代医学のような診断名による治療法と違い、主訴(患者が訴えている症状など)が同じであれば、病名に関係なく漢方処方が使用でき、漢方処方に数多くの効能効果が記載されているのはこのためです。

増加している神経を病む人たち
30年以上前から自律神経失調症や更年期障害に対し、漢方薬は頻繁に使用されて来た実績があります。

更年期障害の代表的な症状は、異常な発汗にのぼせ・やたらとイライラしたり不安になったり、やる気が起こらなったりなど、そのほか、めまい・動悸・頭重感・不眠・抑うつ感情などを訴える方も少なくありません。

家事の時間が激減して主人に怠け呼ばわりされる方も多く、この状態が2~3年続く方もいます。

更年期障害治療に漢方処方が使用され始めた頃、”肝鬱”の漢方の加味逍遥散が真っ先に使用されました。

肝鬱は、肝(臓器の肝ではなく、精神状態のこと)の気の不調から起こり、人間関係のトラブルで起こり易い神経症状のことなのです。

 

肝肝うつ症状

イライラする・怒りっぽい・のぼせ・鬱うつする・不安・不眠・貧血傾向などの状態の症状

 

自律神経系失調の不定愁訴

自律神経失調症では、特に原因が思い当たらないのに様々な症状が現れます。

慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、微熱、 耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感、など症状はいろいろ。

精神的な症状としては、イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい(怒りや悲しみ)、あせりを感じる、など。 症状が消えたり、同時にいくつも現れたり、人によって症状が違ったり、というのも自律神経失調症の症状の特徴です。

加味逍遥散

宋時代(1107~1110年)和剤局方記載
漢方的な治療法は、気滞血瘀・肝気鬱結・肝陽上亢で、気・血の流れが悪く、停滞している“気・血・水”の流れをよくすることで、精神神経状態を落ち着かせ、血液循環を改善し、清熱作用で上半身の余分な熱(のぼせ傾向)を取り去ります。

ホルモンバランスを整え、生理不順や生理痛・イライラしたり怒りっぽくなる・やる気の低下・めまいやフワフワ感・動機・上半身が熱くなるのぼせ傾向や発汗・寝つきが悪い・不眠症・不安感・抑うつ状態・焦躁感・頭痛・肩こり・倦怠感・多汗症・赤面症・ニキビ・慢性肝炎・子宮筋腫・不妊症などの症状・病気にまで適応します

女神散

漢方医学的治療法は理気活血・気血双補・清心火で、気血両虚の気滞・心火旺症状。

のぼせ・めまい感・頭痛・不眠・イライラ・肩こり・動悸などの心火旺の症候に利用。

憂鬱感・胸苦しい・腹が張る・悪心・腹痛などの気滞の症候。

目がかすむ・しびれ・食欲不振・元気がないなどの気血両虚の症候をともなうタイプに使用します。

自律神経失調症・パニック漢方服用例

40代男性、職業不明、頭重感・眠りが浅い・やる気低下・緊張感があり、強いストレスが強く感じるようだ、漢方的解釈は肝うつで、 釣藤散と抑肝散併用を服用してからは、やる気が起こるようになり、朝の頭重感もすっかり無くなり、ストレス感が忘れたようになりました。

 

 

自律神経失調症・パニック漢方服用例2

30代女性の自律神経失調症のケースですが、めまいやフラツキにのぼせ感、歩いている時もフワフワする感じ
また、精神的的にもイライラしたり、ついつい怒りっぽくなったりするのが人に迷惑をかけるというのが漢方薬の服用目的です

漢方薬の服用2カ月により、自律神経失調症の症状が大幅に減少したことに驚いています

桂林堂薬局

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