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2019-02-08

過敏性腸症候群、過敏性腸炎の漢方|漢方薬局 桂林堂|東京都

精神的に弱い人にストレスやプレッシャーがかかると腸が敏感に反応して症状を起こしやすい、過敏性大腸炎。
緊張や精神的ストレスなどにより、腸の働きが強くなりすぎることにより、腸のけいれんによる腹痛や便通異常(便秘、下痢、便秘・下痢を繰り返す)などといった症状が現れる病気です。

腸自体が悪いのではなく、それ以外の何らかの原因で腸を動かす神経が刺激されるために起こり、高校の大学受験のストレス、就職活動期の学生さん、ある時間帯に拘束されてしまう長時間の通勤の人や先生・パイロットなどの職業の方など、過敏性大腸炎で悩まれている人は現代人に意外に多い病気です。

脾虚とは簡単に言ってしまえば胃腸が弱いということです

脾虚(消化管機能低下・体力低下・食欲不振・お腹が冷える・下痢しやすい・疲れやすい・肥りにくい・目に力がないなど)の症状。
そこから肝気鬱結脾虚(精神的ストレスから胃腸虚弱になる)になり。

陰陽五行論(肝=木・心=火・脾=土・肺=金・腎=水)思想のうち、肝(ストレス)の不調から脾臓の気が虚(弱くなった)した状態のことを指し、ストレスなどから来る消化不良や食欲の不振などの胃腸障害に、疲れやすい・体力の低下といった全身症状を伴うことが多くなります。​

漢方医学で考える脾臓の働きは、水穀(2,3000年前の考え方で、いわゆる主食と考えた方が無難)の“気”を取り込む働きがあり、生命活動に必要物質(精微=血液)を作り出し、体の隅々にまで分配する働きを持つといわれています。

のため「後天之本」・「気血生化之源」ともいわれ、その性質は動くことを好み、五行より太陰湿土に属すことから、湿気・濡れたりすることを嫌います。又、五行論から、木克土(木=肝=精神的ストレスを受けやすい)克—–優位に立つ(土=脾臓)により、精神的ストレスなどで消化不良・腹痛(胃炎や胃潰瘍など)・下痢(例えば過敏性大腸炎など)・、過敏性腸症候群・過敏性大腸炎・食欲不振・貧血症状といった諸症状が起こり易くなります。ストレス性の胃腸炎など、2010年現代にも当てはまることも多く、驚かされます。

過敏性大腸炎に効果的な漢方処方

半夏瀉心湯

日本漢方の効能・・・みぞおちがつかえ、時に悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、逆流性食道炎、胃弱、二日酔、過敏性腸症候群・過敏性大腸炎・げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症などに応用可能です。

中医学解説
【効能】和胃降逆・消痞・止瀉・清熱・調和腸胃
【適応症】悪心・嘔吐・吃逆・上腹部の膨満感とつかえ(圧するとやや抵抗がある)などの胃気上逆の症候に、腹鳴・下痢などをともなう脾胃不和に用います。舌苔は白~微黄・脈は滑。発熱性疾患で、少陽病(半表半裏症)に対し誤って下法を行ったときに発生することもあります。

安中散

安中散は、漢方の古典といわれる中国の医書『和剤局方[ワザイキョクホウ]』に収載されている薬方です。
日本漢方の効能・・・ 腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっふ、食欲不振、はきけなどを伴う次の轄症:神経性胃炎、慢性胃炎、、過敏性腸症候群・過敏性大腸炎胃アトニー・逆流性食道炎等に応用可能です。
温中散寒・止痛・止嘔
胃寒の腹痛に用います。冷えや寒冷の飲食物などで発生する腹痛(とくに上腹部痛)・腹部膨満・悪心・嘔吐・呑酸などの症状に使用します。脇痛・月経痛・下腹部痛などをともなうこともあります。舌質はやや淡紅・舌苔は薄白

黄連解毒湯

心下痞はあるが、腸鳴下痢等の水気の症状がない、のぼせが特徴です。

人参湯

心下痞(自覚的なつかえ)がありますが、より裏寒が著明です。半夏瀉心湯は、裏熱証に使用します。
【解説】食べ過ぎ・飲み過ぎのため、あるいはそれに神経的なものが加わったために、みぞおちのあたりがつかえたりします。
半夏は、自律神経を安定させ、乾姜・甘草・大棗は、胃に停滞している水分を尿として流し、水分代謝をよくして、吐き気、ゲップ、腹鳴、下痢、過敏性腸症候群・過敏性大腸炎などの症状を緩和します。
黄連・黄芩は、胃の炎症を鎮め、黄連・黄芩は人参とともに、みぞおちのつかえをとります。胃腸の調子を整えることによって、眠れないという症状を緩和していきます。

過敏性大腸炎の漢方薬/東京都目黒区漢方薬局 桂林堂薬局

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