肩こり・四十五十肩の漢方処方
肩こり、四十五十肩
肩こりはどうして起こるのですか?
首から肩にかけて筋肉が張り、重苦しい感じになるのが肩こり。
個人によって場所や範囲もずいぶん異なり、首の後ろのこともあるし、肩関節に近い肩胛骨の上部のこともあります。
首の姿勢や気苦労など原因は様々。
中高年の場合には、頸椎椎間板の老化(首のヘルニア)が原因のことが多いのですが、若い人では首の姿勢の問題がよくみられますね。
リラックスした状態では、頸椎はふつう、体の前方に湾曲しています。相談者のケースは体の後方に湾曲しているようですね。この場合、首の後ろの筋肉は常にのびて緊張状態になっています。いわば、ずっと中腰になっているのと同じで、それが肩こりにつながっていると考えられます。このような姿勢の肩は珍しくありません。
肩こり改善方
肩こりの大半は運動で改善
肩を動かす体操も効果があり、運動することで凝っていた個所の血流が良くなり、筋肉のほぐれて肩こりも少しずつ改善してゆきます。
(1)首をぐるりと回す。
(2)肩をすくめゆっくり戻す。
(3)腕を大きく振って深呼吸する。
(4)腕を前後にゆっくり振り上げてから振り下ろす。
という手順を毎日5~10回続ければ多くの場合肩こりは解消する。
漢方医学ガ考える肩こり、四十五十肩
葛根湯等