慢性腎炎・腎臓病の漢方薬/東京都|目黒区|漢方薬局桂林堂
慢性腎炎は、慢性糸球体腎炎ともいい、もっとも多い腎臓病として知られています。
血尿・たんぱく尿が長期間(少なくても1年以上)持続するものをいいます。
かつては不治の病としても恐れられていましたが、最近の研究によって、いくつ
かのタイプがあり、症状が進行しにくいものもあることが分かりました。
主な症状は、血尿、たんぱく尿、高血圧です。このほかには、めまい、肩こり、
浮腫み、頭痛、倦怠感などがあります。
浮腫みが強い場合は、利尿薬を使用し血液中の老廃物の排泄を促します。
基本的には食事療法や薬物療法を行っていきます。生活の中では、激しい運動や過労は避けなければなりません。
また、血圧の維持に努め、症状を悪化させないようにしていきます。
慢性腎炎の症状は、通常、自覚症状は乏しく=浮腫みや高血圧に伴う症状くらいで、検査によってタンパク尿や血尿があります。
時に尿の色が目で見てわかるくらい茶褐色を示すことがあり、また腎機能を表す
数値が軽度悪化していることもあります。
このような状態が1年以上にわたって慢性的に持続している腎臓病を、慢性腎炎といいます。
腎糸球帯以外の間質というところの炎症であれば、間質性腎炎と別に呼ばれ、尿
路感染症などでは腎盂腎炎いう言葉もあります。
慢性腎臓病に応用・有効な漢方薬、温脾湯と丹参とは
腎不全の進行を抑え、慢性腎不全については、いくつかの生薬・漢方薬に腎機能
の改善や悪化防止に役立つものがあり、その代表的生薬の一つに大黄があり、漢
方薬大黄は主に漢方緩下剤と利用されてきましたが、最近、それ以外にも洋々な
薬理作用があることが分かってきています。
大黄を含む温脾湯(うんぴとう)という漢方薬が腎機能の働き
腎機能の悪化の速度を遅らせることとして期待されています
体力の低下などで大黄を含む漢方薬(下剤)を服用出来ない人には、五苓散(利尿効果など)・五苓散+柴胡桂枝湯(利尿効果に消炎解熱作用)・柴胡桂枝乾姜湯・柴胡桂枝湯・大柴胡湯などが症状・状態に応じて処方されています。
丹参という生薬の主な薬理作用
慢性腎炎・腎臓病の漢方薬丹参/ 東京都目黒区 漢方薬局 桂林堂薬局