EditRegion3

肝血虚の漢方薬

 

肝血虚
肝血の不足によるもので栄養障害、視覚系や運動系の異常などが起こり易くなり、自律神経失調症・栄養不良・貧血症・末梢神経炎・月経不順・慢性肝炎・眼科疾患・老人・産後などでみられます。
【主症状】
顔色や皮膚の色が悪くつやがない'爪がもろい・毛髪につやがない・頭がふらつく・目が疲れやすくかすむ・目の乾燥感があってごろごろする・まぶしくて目を閉じていたい。夜盲症・眠りが浅く夢をみる、手足のしびれ感・筋肉がぴくびくする、月経は遅れるか無月経・血量は少ない。
舌質はやや淡白・脈は細。
【論治】

肝血虚の漢方薬

治療法は滋補肝血当帰・白荷・熟地黄・阿膠・何首烏・早蓮草・拘杷子・桑椹などの補血薬に、川音・鶏血藤・赤巧などの活血薬や白丸・党参・山薬などの補脾薬を少量加えます。
【代表方剤】
●補血剤…四物湯・補肝湯

調和肝脾剤…黒道遙散=加味逍遥散+当帰 芍薬 川芎 地黄

 

精神的ストレスでイライラしたり、緊張などにより肝気=気が鬱結(滞ること)して疏泄(代謝のこと)が乱れると、気血の流れが悪くなり、胞宮が栄養を受けられず不妊となります。

また、このような場合でも同時に肝血虚の状態が表れることが多くいなります。

具体的症状

月経周期が不安定、月経前に乳房の脹り、月経血に血塊が混入、不妊とともに憂うつ、イライラ、ヒステリックな反応、胸脇が脹って苦しい、ため息など
治療原則 疏肝解鬱
処方:加味逍遥散・半夏厚朴、柴胡桂枝湯、加味帰脾湯湯など

加味逍遥散+当帰 芍薬 川芎 地黄等

更年期障害のファーストチョイスに加味逍遥散というくらい、あまりにも有名な漢方処方で、職場の人間関係などによるストレスなどに、加味逍遥散が随分助けてくれます。嫌な上司・家庭内でのトラブル・仕事上での人間関係などから起こりやすい精神神経症状にとてもお勧めです。イライラしたり、やたらと怒りっぽくなったりする方に良く効きます。

宋時代(1107~1110年)和剤局方記載
漢方的な治療法は、気滞血瘀・肝気鬱結・肝陽上亢で、気・血の流れが悪く、停滞している“気・血・水”の流れをよくすることで、精神神経状態を落ち着かせ、血液循環を改善し、清熱作用で上半身の余分な熱(のぼせ傾向)を取り去ります。

その他、ホルモンバランスを整え、生理不順や生理痛・イライラしたり怒りっぽくなる・やる気の低下・めまいやフワフワ感・動機・上半身が熱くなるのぼせ傾向や発汗・寝つきが悪い・不眠症・不安感・抑うつ状態・焦躁感・頭痛・肩こり・倦怠感・多汗症・赤面症・ニキビ・肝斑・慢性肝炎・子宮筋腫・不妊症などの症状・病気にまで適応します

加味逍遥散簡単解説
柴胡・薄荷で気をめぐらせ、情緒を安定させます。柴胡・当帰・白芍・炙甘草で肝の働きを高め、気血の循環をよくします.白朮・茯苓・炙甘草・生姜で胃腸の働きを助け牡丹皮・山梔子で身体の余分な熱をさまします。
肝火上炎:怒りっぽい・イライラ・顔色が赤い・カーッとなるなど。

肝血虚の漢方薬/ 東京都目黒区の漢方薬局桂林堂薬局

漢方薬局東京都で漢方歴30年|漢方薬相談は目黒区中目黒の桂林堂へ