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2019-02-06

気の話/東京都|目黒区|漢方薬局桂林堂

気の話/東京都|目黒区|漢方薬局桂林堂

気の機能

気には様々な機能形態がありますが、以下の五つの作用にまとめる事ができます。

推動(すいどう)作用

人体の成長・発育などの生命活動、各臓器の活動や血液の循環・新陳代謝といっ

た生理活動はすべて気の働きを基礎にしています。

気が運動することによって、人体は活動しているといえます。

生長と発育、全ての組織、器官、あるいは臓腑・経絡の生理活動、血液循環、神

経活動、体液の輸布と代謝などを推進します。

温煦(おんく)作用

エネルギー代謝や循環機能を行うことによって、体温の維持、調節をします。

防御作用

気は皮膚の表面を防御し、外からの病気の進入を防いでいます。同時に体内に侵入した敵と戦います。 いわゆる免疫能力といえます。

病邪の侵入を防止し、侵入した病邪に抵抗して排除します。また、治癒力、回復力を助ける働きをします。

固摂(こせつ)作用

血液を脈管外に漏らしたり、汗や尿が排出過多になったり、精液が漏れてしまったりするのを防ぎ、統制します

気化作用

気化とは気の運動によって起こる変化のことをいいます。
外部から取り入れたものを「人体の組成部分へと転換させる「同化作用」、体内で不要になったもの(人体の自身組織の廃物)を排泄する「異化作用」があります。

『気』は目に見えないものですし、説明には少し難しい言葉もありますが、日頃か『元気がないね?』

『気が滅入る』、『気力が漲る』など『気』と言う言葉を無意識に使用していますし、感覚で理解しているかと思います

この『気』が不足したり、流れが悪くなると、いろいろな病証が表れます。

気の営養機能

食べ物を人体の栄養素に変えて全身に送る機能です。主に脾と胃の働きによります。
これは「営気」と呼ばれています。

気の運動、気機のリズム(気機)が崩れると、人体の生理活動は異変が起き、病理の状態になります。これを気機失調といいます。

気機の機能は多様ですので、気機失調も様々な形であらわれます。以下はその具体例です。

<気機不暢>気機が何らかの理由で妨げられ、順調でなくなった場合です。
この状態がひどくなると「気滞」と呼ばれます。

<気逆>

気が過度に上昇した状態です。

<気不降>

気の下降する運動が足りない状態です。

<気陥>気の上昇する運動が足りないときや、過度に下降してしまった状態です。

<気結・気鬱>

気が外へ出ず、内にこもってしまった状態です。
ひどくなると「気閉」と呼ばれます。

<気脱>気の外へ出る運動が過剰になった状態です。

<気結・気鬱>気が外へ出ず、内にこもってしまった状態です。
ひどくなると「気閉」と呼ばれます。

例えば、その気が滞ると気鬱となり、文字通り気が鬱している状態を言い、治療法は鬱している”気”を発散することで改善を測ります。 漢方では、うつ病は気虚や気うつと、とらえています

気虚は気(血などを巡らせているエネルギー)の働きが衰えている状態、気うつは気の流れが悪くなっている状態をいいます。

うつ病の場合、気の働きを補ったり、気の流れをよくすることが根本的な漢方治療につながります。

”気”の話、漢方へようこそ/ 東京都目黒区の漢方薬局 桂林堂薬​

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