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2019-02-21

慢性疲労に応用されている漢方薬|東京都の漢方薬局 桂林堂|目黒区

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群は、原因不明の強い全身倦怠感や微熱・リンパ節腫脹・頭痛・脱力感や・思考力の障害・抑うつ感情等の神経症状などが起こり,この状態が長期にわたって続くため、社会生活に深刻な影響を与える病気です。
慢性疲労症候群は,1988年に米国の研究機関によって提唱された比較的新しい疾患です。
1980年代の初めに米国で、疲労感、微熱やリンパ節腫大などの症状が長引く症例が集団発生報告されたのが始まりです。

慢性疲労症候群はウイルス感染や心理的なストレスがきっかけとなって引き起こされていると思われますが、正確な原因ははっきりしていません。
ウイルス感染症や内分泌代謝異常、免疫異常、自律神経失調説に対し、「異常の多くは独立して存在しているのではなく、お互いに密接に関連して神経・内分泌・免疫系の異常につながっている可能性が考えられる」として、慢性疲労症候群という疾患概念の独立性について疑いを持つ研究者が現在でも存在します。

慢性疲労症候をうつ病と捉えたり,線維筋痛症と同じものと考える人もいます。
また「自律神経失調症」と診断されている一部の人は本症である可能性が高いと考えられます。

日本では、現厚生労働省の疲労研究班が行った調査では、1000人に3人がこの病気であることが分かっています。

さらに最近では、不登校の子供の中に、慢性疲労症候群とみられる症状の子供がいることも分かっています。

慢性疲労症候群の診断基準と漢方薬治療対策

徴熱(腋窩温37.2~38.3℃)ないし悪寒

頚部あるいは腋窩リンパの腫張
原因不明の筋力低下
筋肉痛ないし不快感
軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感

頭痛
腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛
精神神経症状(いずれか1つ以上)
光に過敏、一過性暗点、物忘れ、易刺激性、混乱、思考力集中力低下
睡眠障害(過眠、不眠)

発症時、主たる症状が数時間から数日の間に出現
咽頭痛

慢性疲労症候群では一般的な臨床検査では異常がみられませんが、免疫異常や種々のホルモンバランス異常、脳における神経伝達物質の代謝異常などがみつかっています。

決め手となるような治療法はまだありませんが、漢方処方の補中益気湯=補気剤・十全大補湯・人参養栄湯=気血両虚剤剤がまず思い浮かびます。
解説
気血両虚剤漢方処方は、たんばく合成、造血、免疫能増強に働き、組織中や消化管内の余剰の水分を血中に引き込んで利尿によって除き、また、豊富な栄養物を全身に栄養・滋潤し、神経機能や内分泌機能を正常化します(補血)。

末梢血管拡張により循環を改善し、血管拡張により内臓や末梢の循環を強めて体をあたため(温中散寒)、唾液、胃液の分泌を高めて消化吸収を補助します。
応用
病中・病後・術後などで、体力気力、食欲減退した方など慢性疲労・貧血症・慢性肝炎・慢性腎炎・その他の慢性疾患・産後・出血のあと・肉芽形成不全・自律神経失調症などで、気血両虚を呈するもので虚寒の症候をともなうものに使用します。
そのほか、抗がん剤・放射線などの副作用軽減などにも利用されています。

次に微熱・悪寒・頭痛・疲労感・睡眠障害・神経の高ぶり感などで小陽病-半表半裏病での対応が効果が期待できると考えます。

小陽病-半表半裏病解説
2000年前の医学書の傷寒雑病論では、「少陽の病たる、口苦く、咽乾き、目眩くなり」といわれ、風邪発病後4 – 5日ないし6 – 7日を経た時期の病態で、口が苦く、咽の乾き、舌苔白、食欲不振、むかつき、悪心、脈弦緊などの症候を現わすもので、胸脇苦満や往来寒熱も現れます。

『傷寒論』六経病の1つ小陽病症状の具体的症状

口が苦い・のどの乾き・目がくらむ・往来寒熱・胸脇部が脹って苦しい・イライラ・悪心あるいは嘔吐・食欲がない・脈が弦などがみられる。

慢性疲労症候群に効果が期待できる漢方薬

補気剤十全大補湯、十全大補湯

1151年、和剤局方記載
体力気力を補い、元気を取り戻すのを、役立つように構成されています。寒がり、または冷え性で貧血気味、顔色悪く、疲労衰弱がひどいとき、あるいわ病中・病後・手術後などで体力・気力・食欲が低下または、弱っている方・肥れない方などに適しています。
成分:当帰・川芎・芍薬・地黄・蒼朮・茯苓・人参・桂皮・黄耆・甘草

漢方的考え方や利用は
気血両虚で、貧血・慢性肝炎・自律神経失調症・ガン治療の補助(制ガン作用・延命効果・免疫賦活・抗がん剤や放射線の副作用軽減・痛みを和らげる効果・回復促進)・体力低下・慢性疲労・全身衰弱・白血病・脱肛・痔ろう・胃下垂・低血圧症・甲状腺機能低下症などに応用されています。

中医学解説、気血双補・温陽去寒
補気の基本処方の「四君子湯」と補血の基本処方の「四物湯」を組み合わせ、補気の黄耆と温中散寒の桂枝を加えたもので、「気血双補」の処方になっています。

気血両虚で、寒け・四肢の冷え・下腹部痛などの虚寒の症候をともなうものに使用します。
舌質は淡白で胖大

応用:虚寒の症候をともなうものの貧血症・慢性肝炎・慢性腎炎・その他の慢性疾患・産後・出血のあと・肉芽形成不全・自律神経失調症などで、気血両虚を呈するもの。

補中益気湯

1100年代、脾胃論記載
漢方的効能は補気建脾・升陽虚陥・脾統血
胃腸の働きを良くして消化吸収力を高めて体力を回復させ、元気を取り戻すのを助けます。慢性疲労・慢性下痢・慢性的微熱・四肢がだるい・元気がない・動作がおっくう・たちくらみ・頭の鈍痛・食欲不振・胃弱・夏痩せ・長引く風邪・下痢をしやすい・貧血気味・脱肛・胃下垂といった諸症状に効果的です。

応用では自律神経失調症や慢性肝炎・筋無力症・低血圧・脱肛・子宮脱・ヘルニア・ガン・生理過多・血小板減少紫斑病等といった病気にまで応用可能です。

成分:人参・黄耆・白朮・柴胡・当帰・升麻・陳皮・生姜・大棗・甘草

消化機能が衰え、四肢倦怠感著しい虚弱体質者の次の諸症状。

効能:夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、痔ろう、脱肛、子宮下垂、ED、半身不随、気虚の多汗症など。
その他、病後・術後の衰弱、胸部疾患の体力増強、貧血症、低血圧症、虚弱体質、病後の衰弱、食欲不振、ねあせなど。
胃腸機能が減退し、疲労倦怠感や食欲不振あるいは盗汗などあるものの虚弱体質、低血圧、腺病質。

中医学解説、補気健脾・升陽虚陥・甘温除熱

応用:不正性器出血・アレルギー性紫斑病・血小板減少性紫斑病・慢性疲労・慢性の微熱など。

処方比較分類
柴胡桂枝湯:胸脇苦満、寒熱往来があり。
十全大補湯:気血双補の漢方処方で、血虚症状があり、皮膚が枯燥している。
補中益気湯は気虚が主です。
加味逍遥散:肝気の欝結とイライラしてストレスが溜まり易く、寒熱交錯があり。
柴胡桂枝乾姜湯:頭部の盗汗、不眠、動悸などの心虚の証。

牛黄

牛黄」と書いて「ごおう」と読みます。牛黄は牛の胆石のことで、牛1000頭に1頭の割合でしか見つからないため、同じ重量で「金」の約5倍の価格となっており、大変高価で貴重な漢方天然生薬です。
歴史は古く、日本では仏教の儀式で今でも使われますし、5~6世紀の本草書「神農本草経集注」という古医書には、重度の発熱、あらゆる子供の病気、大人の精神錯乱を治し、長期にわたって服用すれば新陳代謝を高め、寿命を延ばし、物忘れしなくなると書かれています。

現在中国では、牛黄は脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に使われています。

日本では昔から肝炎、糖尿病などの慢性疾患から、疲労、動悸、不整脈、風邪、発熱、インフルエンザ、二日酔いなどの広い意味での「救急薬」として使われており、ほんの一瞬で効果が表れるので是非一度お試しいただきたい薬です。

その中でも特に,ひどい疲れや風邪、インフルエンザ、肝機能低下、心臓機能低下、免疫力の低下などにお勧め致します。
水戸黄門様の印籠に入っていたことでも有名で、「この紋所が目に入らぬかぁ~!」それほど古くから緊急・救命薬として重宝されたようです。

牛黄の主な作用

○強心(どうき、むくみ、めまい)
○鎮静(イライラ、不眠)
○解熱(風邪やインフルエンザの発熱)
○抗炎症(のどの腫れや痛み)
○抗ウイルス(風邪、ウイルス性肝炎)
○鎮痙(けいれん、ひきつけ、落ち着かない、神経の高ぶり)
○血圧降下(肩、首筋のコリ、頭痛、のぼせ)
○肝臓保護(疲労倦怠感、二日酔い、肝炎、肝機能障害)

牛黄は子供にもよ効き、宇津救命丸にも配合され、赤ちゃんから小児までの夜泣きや、かんむし、ひきつけ、下痢、消化不良、胃腸虚弱、乳はきに効果があります。

大人が使うものには、救心、六神丸、感応丸、清心丸などに配合され、緊急救命薬として、または慢性病や重症の病気や、難病によく使われています。

問題は、牛黄の価格の異常な高さと、価格が高い分品質の差も大きく、良い質のものを使わないとあまり良さは感じられませんのである程度信頼できる漢方薬局での購入をお勧めします。
⇒価格が高いので牛黄を扱う店が少ないこと・商売で低品質の物をオーストラリア産と偽って高く買わされることなど。

産地ではオーストラリア産が世界一として有名ですが、ブラジル産・アルゼンチンやその他にもあります。
しかし生薬問屋が、いかに牛黄を長く使っていて産地と付き合いがあるかという違いでも品質の差はそうとう大きいようです。
せっかく使うのであれば、質の良い牛黄をお使いになられたら良いと思います。この優れた効果を体験するためには、原末で1日量として100mgくらい必要なようです。
このようにとても幅広く使え、なおかつ緊急、救命薬として使えるので、いざというときのためにご用意しておかれる事をお勧め致します。

牛黄には赤血球新生促進、胆汁分泌、肝臓保護作用、強心作用などがあり、肝臓の解毒機能を高めて二日酔いを防ぎ、慢性疲労、肝障害の改善にも効果的に作用します。漢方の専門誌に、劇症肝炎・急性黄疸型肝炎などに0.6gを茵ちん蒿の煎湯で服用するとあるように、肝機能改善に有効です。

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